「早春」(作曲 田中之雄)訪れる者の無い奥深い冬の山々の中で、輝く純白の雪原、静寂に包まれた青い湖、暖かな日ざし、そして清冽な小川の流れ。
各々の自然が春を迎え、美しく動き出します。
「桜」(作曲 藤舎名生)都会では見ることのない真青な空と残雪の山々を背景に満開のそめい吉野が薄桃色の花弁を風に揺らせています。春風に舞う桜吹雪は他に類を見ない美しさです。
「春の海」(作曲 米川裕枝)暖かな日ざしを受け輝く海。青から紫そして、金色へ刻々と変わる海の色はまさに光のシンフォニー。沈み行く夕日は、様々な色を生み出して行きます。
「雲海」(作曲 三橋貴風)連なる山々の夜明け、温度の変化と共に次々と雲がわき出しては消えていきます。そして時と共に微妙に変化する色の世界、まさに墨絵の世界が眼前に出現します。
「滝」(作曲 田中之雄)深緑の中、豪そうな瀑布が90メートルもの落差を一気に流れ落ちる。純白でダイナミックな水しぶきの中に強烈な光が、半径20メートルの原色の虹を出現させます。
「竹林」(作曲 藤舎呂船)風になびく竹林は、日本人に夏の中の涼を感じさせる風物詩。笹の葉の間からさす光、そして影が静と動と涼の、幻想的な世界を創り出します。
「すすき」(作曲 米川裕枝)すすきの風情は、人間の心情を写すものとして多くの古歌に歌われてきました。光が穂先を黄金色に染め、美しく風にたなびく情景は、現代人が忘れてしまった懐かしい日本人の心を想起させます。
「紅葉」(作曲 今藤政太郎)「錦を飾る」の錦は、紅葉の色合いを言います。本来の紅葉の色が失われつつある中で、原色に染まる美しい瞬間と、きらめきをしっかりとらえています。
「晩秋の里」(作曲 三橋貴風)夏の緑も完全に終わった晩秋。山に沈む太陽が雲を赤く染め、湖に真紅の影を落とす。ほんの10分たらずの間に変化する美しい色の世界をとらえました。
「丹頂鶴」(作曲 今藤政太郎)一羽の鶴が優雅に舞い地上に降り立ちます。純白の銀世界、宝石の様に輝く雪の結晶。川から立ちのぼる霧の中、鶴の姿は美しく増幅され一編の絵画となる瞬間をとらえました。
「富士山」(作曲 藤舎呂船)雪を頂く、夜明け前の富士。富士のすそから昇り立とうとする太陽の初光が朱色に輝き、自然の色を一瞬に命ある物へ変える。年に何度も見ることができない貴重な瞬間と富士の冬景色を収録しています。
「冬景色」(作曲 藤舎名生)木々を美しく化粧しながら降り続く雪と静寂。結晶する樹氷と純白の雪が創る造形美。厳冬にしか見られぬみずみずしい冬の美を収録しています。
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珠玉の映像と邦楽が融合したオリジナル曲